個別アドレス分離機能(一斉送信時)

2008/04/20 未分類 spok

個別アドレス分離機能(一斉送信時)

to,cc,bccに複数のアドレスを設定し、一斉配信をしても、To(宛先)1件ごとに分離し、改めてtoヘッダには、1件だけのメールアドレスを設定して送信する機能です。

$mail = & new Qdmail() ; *1

$to = array( 'address1@example.com' , 'address2@example.com' , 'address3@example.com' , 'address4@example.com' );

$mail -> to( $to );

$mail -> subject( '個別アドレス分離機能テスト' );
$mail -> from('from@example.com','配信元表記');

$mail ->text( 'このメールは1通ずつ配信されています' );

$mail -> toSeparate( true );

$mail ->send();
通常であれば、toヘッダに複数人のヘッダーが表示されてしまいますが、このtoSeparate(個別アドレス分離)機能を使用すると、一斉送信にもかかわらず、個別に送信しているようにみえるのです。

一斉送信時に他のアドレスが見えないようにするには、bccを使用する手段もありますが、その場合、別途toヘッダの指定が必要になってしまいます。このtoSeparate機能は、そうしたわずらわしさをなくすことができます。

また、シンプルテンプレート(差し込み送信)機能と組み合わせると、宛先に応じてメッセージ内容を変更することも可能になります。

注意

個別アドレス分離機能をONにした場合、cc,bccにセットしたメールアドレスは無視されます。

*1 : PHP5の場合は、newの前の&は必要ありません。