簡単デコレーションメール(デコメ)
2008/04/16
前提として、テキストメールとHTMLメールの送り方は、知っておいて下さい。
基本的な送り方
例を示します。$mail = & new Qdmail(); $body = '<html><body bgcolor="#aabbff"> <h1>HTMLメールテスト</h1> <b>太字</b> <font color="red">文字色を変えてみます。</font> <div>画像はこのように</div> <img src="cid:test2.jpg"> <div>文章中に置くことができます。</div> <p>Send by Qdmail</p> <div>携帯端末、キャリアによって使えるHTMLタグが違いますので注意してください。</div> <div><a href="mailto:address@example.com">メールはこちらへ</a></div> <div><a href="tel:00-0000-0000">電話はこちらへ</a></div> </body></html>'; $mail -> easyDeco( 'address@exaple.com' , '宛先(日本語OK)' , 'デコメのテスト' , $body, 'from@example.com' , '配信元(日本語OK)', 'test2.jpg' );PHP5の場合は、new の前の"&"は必要ありません。
test2.jpgという名前の、適当な画像ファイルを、貴方のほうで準備しておいてください。もちろん、ファイル名はアルファベットと数字であれば、なんでも構いません。(cid:との連携は必要)
インテリジェント・デコメ・システム
通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクモバイル、イーモバイル)は、それぞれデコメの仕様が異なりますが、Qdmailは、その違いを吸収して、@以下のアドレスで、キャリアを判別し、それぞれに適した形にHTMLメールを加工して、メールを送ります。ただし、端末毎の違いをすべて検証すたわけではありません。場合によっては、表示が崩れることもあるかも知れません。
その際は情報をお寄せいただければ、幸いです。
技術的参考記事:CPA-LABテクニカル-デコメール携帯4社MIMEマルチパート比較
キャリアをごちゃまぜにして、一度に送る
ちょっと複雑にみえますが、テキストメールの送り方を理解していれば簡単です。test2.jpgとtest3.jpgという名前の画像ファイルを適当に用意してください。
$mail = & new Qdmail(); $to[] = array('××××××@docomo.ne.jp','ドコモ端末さん'); $to[] = array('××××××@ezweb.ne.jp','au端末さん'); $to[] = array('××××××@softbank.ne.jp','ソフトバンク端末さん'); $to[] = array('××××××@emnet.ne.jp','イーモバイル端末さん'); $body = '<html><body bgcolor="#aabbff"> <h1>HTMLメールテスト</h1> <b>太字</b> <font color="red">文字色を変えてみます。</font> <div>画像はこのように</div> <img src="cid:test2.jpg"> <div>文章中に置くことができます。</div> <p>Send by Qdmail</p> <img src="cid:test3.jpg"> <div>携帯端末、キャリアによって使えるHTMLタグが違いますので注意してください。</div> <div><a href="mailto:address@example.com">メールはこちらへ</a></div> <div><a href="tel:00-0000-0000">電話はこちらへ</a></div> </body></html>'; $attach = array('test2.jpg','test3.jpg'); $mail -> easyDeco( $to , null , 'デコメのテスト' , $body, 'from@example.com' , '配信元(日本語OK)', $attach );コツtips
- 画像のリンクは、”cid:ファイル名”とし、ファイル名を同じにします。これはコンテンツIDといいますが、別途指定することもできます。デフォルトは、ファイル名です。
- easyDecoモードでは、複数の宛先を指定しても、それをQdmailがひとつづつに分解し、1通ごとにメールを送付します。(そうしないこともできます。)
- 使える画像の種類、容量はキャリアによって異なりますが、携帯端末にはごく小さなファイルしか送れないと理解しておいたほうがいいでしょう。詳細は各キャリアの仕様をみてください。