初期設定

2008/04/11 未分類 spok
Qdsmtpは、「認証の必要のないサーバー」「POP Before SMTP」「SMTP AUTH(PLAINのみ)」の3方式に対応しています。サブミッションポートの指定がある場合でも大丈夫です。

認証の必要のないSMTPサーバーの場合

require_once('qdsmtp.php');

$param = array(
    'host'=>'smtp.example.com',
    'port'=> 25 ,
    'from'=>'from@example.com',
    'protocol'=>'SMTP',
);
$smtp = & new QdSmtp($param);

PHP5では、newの前の&は必要ありません。
サブミッションポートを指定する場合は、上記の'port'を、プロバイダから指定された数値にしてください(通常は25 -> 587)。
配列のキーは、大文字でも小文字を区別しません。

なお、こうしたパラメータの指定は、newの時でなくてもnewの後に以下のようにすることで指定できます。
$smtp -> server( $param );
また、Fromについては以下の指定方法もできます。(0.2.0a以降)
    'from'=>'<from@example.com>',
または
    'from'=>'<from@example.com> add_parameter',

POP Before SMTPの設定

以後は、パラメータ部分のみ記載します。
$param = array(
    'host'=>'smtp.example.com',
    'port'=> 25,
    'from'=>'from@example.com',
    'protocol'=>'POP_BEFORE',
    'pop_host' =>'pop.example.com',
    'pop_user' => 'username',
    'pop_pass'=>'password',
);

SMTP AUTHの設定

いわゆる「この送信サーバーでは認証が必要」というサーバーに対応するものです。
ただし、PLAIN認証のみの対応です。
$param = array(
    'host'=>'smtp.example.com',
    'port'=> 587,
    'from'=>'address@example.com',
    'protocol'=>'SMTP_AUTH',
    'from'=>'from@example.com',
    'user'=>'username',
    'pass' => 'password',
);

自動認識

Qdmailは、初期パラメータの'protocol'が省略された場合、SMTP AUTH -> POP Before SMTP -> ノーマルSMTP の順番に接続を試みます。
ご自分のサーバーの認証方式がわからない場合は、POP Before用とSMTP AUTHのパラ―メータをセットして、'protocol'を省略して使ってみて下さい。
ただし、速度が遅くなるので、認証方式がわかっている場合は、明示的に指定したほうがよいでしょう。