QdmailReceiverとは
2008/05/18
QdmailReceiverでできること
- メールデコード(日本語OK)
- 受信サーバー(POP)操作
Pear::Mail,Pear:MIMEなどで同様の機能は実現できますが、メールの仕組みを理解していないと難しいです。Qdmailシリーズは、「初心者には簡単に、上級者には詳細に」のポリシーのもと、簡単使用方法と、詳細使用方法の両方を使うことができます。
簡単にメールのデコードができるので、例えば、取得したメールをヘッダーと本文まるごとデータベースに保存しても、すぐに内容を取り出すことができます。
gmailのようなWEBサービスも比較的簡単に実現できるでしょう。
更新情報
QdmailReceiverの特徴
- 統合部分
- 簡単関数タイプを用意
- ファイル一つで、STDIN , POP , 直接デコードの3つの機能を統合して使用可能
- デコード部分
- 日本語メールのデコード
- POP機能部分
- メールの取得、削除
- ヘッダーのみ取得する高速モードあり
- 特定ヘッダーのみの抜き出し機能
- UID取得機能
3つのモード
スタンダードインプットモード(STDIN)
メールの受信サーバーから、パイプライン処理等で、PHPプログラムを直接起動し、STDIN経由でメールデータを受け渡しするモードです。受信サーバーの種類によって設定が異なります。
以下のような用途に使えるでしょう。
- 空メール
- spam排除サービス
- 転送メール
- WEBメールサービス
- メールによる各種メンバーサービス
POPモード
メールの受信サーバーにPOPプロトコルで接続し、溜まっているメールを取得します。以下のような用途に使えるでしょう。
- WEBメールサービス
- spam排除サービス
- STDINモードが使えない場合の代替手段
ダイレクトモード
メールデータ(ヘッダーも含めた全部)を渡すことで、ヘッダー部分を分割し、解析します。日本語も大丈夫です。以下のような用途に使えるでしょう。
- 複雑なメール転送
- 他のソフトと組み合わせて、メールのデコード